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スティーブ・ジョブズのプレゼンの本質とは?世界を虜にする極意を紹介!

ティーブ・ジョブズのプレゼンの本質

スミタイ向上委員長
スミタイ向上委員長

  • 「大きなプレゼンを控えている。どんな準備をすれば良いだろう」
  • 「スティーブ・ジョブズのようなプレゼンをしてみたい」
  • 「人前でプレゼンをする機会があるが、伝わっている気がしない」

スティーブ・ジョブズは伝説のビジネスマンとして知られていますが、特に有名なのが新製品を紹介する際のプレゼンです。原稿やスライドを見ることなく聴衆に語りかける姿はAppleブランドの象徴として人々の心を捉えていました。

スティーブ・ジョブズは何度も起こる人生の転機をプレゼンによって乗り越えています。
今回の記事では、スティーブ・ジョブズの生い立ちやAppleの創業について、そしてスティーブ・ジョブズが大切にしているプレゼンの極意についてご紹介していきます。

この記事でご紹介する内容は以下の3点です。

スミタイ向上委員長
スミタイ向上委員長
・スティーブ・ジョブズの生涯と伝説のプレゼン
・ジョブズ流プレゼンの本質
・ジョブズのプレゼンを取り入れるなら「徹底的な聴衆目線」を

スティーブ・ジョブズの生涯とプレゼン術

スティーブ・ジョブズの生涯

多くの映画や書籍でも取り上げられたスティーブ・ジョブズの生涯ですが、ここで改めてどんな人物かをご紹介していきましょう。

スティーブ・ジョブスの波乱に満ちた生涯

スティーブ・ジョブズは1955年にアメリカ・カリフォルニアで誕生し、1976年に友人のスティーブ・ウォズニアックが自作したコンピュータ「Apple I」を販売するためにアップルコンピュータ・カンパニー(以下Apple)を創業しました。
改良を加えた「Apple II」がヒットし、個人が自分のコンピュータを所有する「パーソナルコンピュータ」という概念を広めました創業からわずか4年でAppleは上場し、一躍若手の有名起業家として脚光を浴びました。

しかし、1984年に登場した「McIntosh」の販売不振の責任を取る形でAppleのCEOを解任されてしまいました。ただ、ジョブズはこれにめげることなくApple株を売却した資金を元手にアニメ制作会社「ピクサー・アニメーション・スタジオ」を設立し、同時にNeXT Computerを設立。パソコン本体と、OSの開発を再開しました。

ジョブズが去ったAppleは業績が低迷。一方のNeXTは創業10年を超え、順調とは言えないながらも黒字を確保していました。そして1996年、次世代OSを模索していたAppleで次世代OSの選定を巡るプレゼンで伝説となるプレゼンを披露。見事にNeXTが開発したOSがApple製品に搭載されることになりました。翌1997年にNeXTはAppleに買収され、ジョブズは12年ぶりにAppleに復帰しました。

ジョブズはAppleの暫定CEOとして経営権を握ると最大のライバルであったMicrosoftとの提携や社内のリストラを進め、「iMac」のヒットで業績を回復。2000年に正式にAppleのCEOに就任すると2001年には音楽デバイスの姿を根本から覆す「ipod」を発売。ポータブルデバイスの市場を切り開くと2007年に革新的なスマートフォン「iPhone」を発売。いずれの製品もリリースの度に最高収益を更新し、世界一の時価総額を誇るまでに成長させました。

パソコンやスマホの普及を通して世界中の人々のライフスタイルを一新したジョブズでしたが、2011年に56歳の若さで膵臓癌により他界。世界最高のビジネスマンにも挙げられるほど波乱万丈な人生を終えました。

人生の転機を切り拓いたプレゼン

ジョブズは何度も訪れる人生の転機をプレゼンによって乗り越えてきました。
最初の大きな転機は追放されたAppleにNeXTのOSを売り込むためのプレゼンです。この時のジョブズは、後年のプレゼンの基礎になるような周到な準備と聴衆を魅了する構成・プレゼン内容によって採用を勝ち取り、Appleへ復帰するきっかけとなりました。

2つ目の転機は2001年に発売された「ipod」のプレゼンです。
PCメーカーとしてのイメージが強かったAppleが音楽機器という異分野に進出するための重要な転機で行われたプレゼンは「1000曲をポケットに」という本質を伝えるたった一つのフレーズにより世界中のユーザーの心を掴み、メガヒットを生み出しました。

そして、3度目の転機であり最も有名なプレゼンが「iphone」登場時のプレゼンです。
2007年に行われた77分間に及ぶプレゼンは、製品が完成していない状況で行われ、丸6日間にわたるリハーサルを経て実施されたストーリー性も相まって、今でも「伝説のプレゼン」として語り継がれています

ジョブズ流プレゼンの本質

ジョブズ流プレゼンの本質

世界中の人々がスティーブ・ジョブズのプレゼンに熱狂するのはなぜでしょうか。この章では、ジョブズ流プレゼンの本質とジョブズのプレゼンにおける「起承転結」についてご紹介していきます。

ジョブズ流プレゼンの本質「1.準備の徹底」

シンプルな服装に淡々とした言葉遣い。時に壇上を行き来して大きなジェスチャーで人々に訴えかけるジョブズのプレゼンは背景に表示されるスライドも徹底してシンプルな内容に削ぎ落とされています。
このインパクトのある見た目や話し方を真似する方もいますが、本当に大切なのは「準備」と「基本の徹底」です。

最大で2年の準備期間を設けている

ジョブズの「準備」は圧倒的で、本番の1ヶ月以上前から準備を始め、リハーサルは2日以上の期間を設けます。さらに本番同様の練習を複数回行ってから本番に臨みます。
前章でご紹介したiphoneのプレゼンは構想を始めてから2年の準備期間と丸6日にわたるリハーサルによって行われました。
このように徹底した準備を行って臨むからこそ、ジョブズのプレゼンは人の心を惹きつけるのです。

ジョブズ流プレゼンの本質「2.基本の徹底」

また「基本の徹底」もジョブズのプレゼンの本質です。
プレゼンではあれこれと多くの情報を伝えたくなりますが、ジョブズは1つのプレゼンでのメッセージは多くても4点までです。また複雑な言い回しや専門用語を使わず、シンプルに表現することも心がけています。
背景で使用するスライドに用いられる文章は最低限で、スライドではなくジョブズ自身に目を向けるように工夫していました。

基本を徹底的に実行する

これらはプレゼンの教科書にも載っているような基本的な事項ですが、これを徹底的に実行したのがジョブズです。
日本には「積小為大」という言葉がありますが、当たり前のことを徹底的に積み上げることで大きな成果を生むことを体現しているのがジョブズのスピーチであるといえるでしょう。

ジョブズのプレゼン「徹底的な聴衆目線」

ジョブズのプレゼンを取り入れるなら「徹底的な聴衆目線」を

スティーブ・ジョブズのプレゼンに憧れるビジネスパーソンは多いですが、自分のプレゼンに取り入れるのであればどんな点を取り入れれば良いでしょうか。この章でご紹介していきます。

「徹底的な聴衆目線」に立つ

ジョブズは何事にも徹底する性格で知られていますが、聴衆にとって聴きやすいプレゼンを徹底しています。つまり、徹底的な顧客目線でプレゼンを行っているのです。

顧客目線に立つためにジョブズが行っていたのは「プレゼンのテーマを明示する」「話の概要を最初に伝える」「強弱を入れて要点を伝える」「データや視覚情報で伝える」「愛のあるサプライズを用意する」が挙げられます。

「愛のあるサプライズ」はジョブズの場合、Apple製品のヘビーユーザーしか分からないようなネタを用意することで、ファンの心を掴んでいます。このように、初めてプレゼンを聴く人からヘビーユーザーまで、あらゆる聴衆が満足するようなプレゼンを続けたことがプレゼンの天才とも呼ばれる所以でしょう。

スミタイ向上委員長のまとめ

スミタイ向上委員長のまとめ

スティーブ・ジョブズのプレゼンを聞いたことがある人であれば、徹底的に選び抜かれたシンプルな言葉と準備の行き届いた堂々とした立ち振る舞いに魅了されるでしょう。
しかし、上辺だけでジョブズのプレゼンを真似しても上手くはいきません

ジョブズのプレゼンで取り入れるべきは「徹底した聴衆目線」に立って聴衆が聴きやすいプレゼンをすることであり、格好良く見える仕草やスライドの作り方を真似することではありません。

ジョブズの後に続くことが期待されている皆さんは、ぜひ徹底した聴衆目線を意識し、徹底した準備をした上で自分の言葉でメッセージを伝えていきましょう

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