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「イノベーションの起こし方」をGoogleの生みの親、ラリー・ペイジから学ぶ

アイキャッチ
スミタイ向上委員長
スミタイ向上委員長
「ラリー・ペイジってどんな人物?」

「Googleを創業して世界にイノベーションを起こした人物について知りたい」

「イノベーションを起こすには、どんな働き方をすれば良いのだろう」

ラリー・ペイジは私たちが日常的に使用している「検索エンジン」の基礎を作った人物で、インターネットの姿を一変させた革新的な人物です。
世界の情報社会化(IT革命)の中で特にインターネットの分野での功績が大きく、世界でも有数の成功者として知られていますが、あまり公の場に出てこないことから彼の作ったGoogleの方が注目されています。

そこで今回の記事では、ペイジの半生とGoogleの働き方をご紹介し、「イノベーションの起こし方」についてご紹介していきましょう。

この記事でご紹介する内容は以下の3点です。

  • ラリー・ペイジの生い立ちとGoogleの創業
  • Googleが大切にしている価値観とワークスタイル
  • イノベーションを起こすために必要なこと

ラリーペイジの生い立ちとGoogleの創業

ラリー・ペイジの生い立ちとGoogleの創業

インターネットの世界を一変させたラリー・ペイジはどんな人物なのでしょうか。
まずは、彼の生い立ちとGoogleの創業についてご紹介していきます。

ITの申し子として生を受ける

ラリー・ペイジは1973年にアメリカのミシガンで生まれました。父は計算機科学や人工知能を専門とする大学教授で、母はコンピュータプログラミングの分野で大学講師です。
兄もIT企業の経営者と、まさにIT一家の一員として育ちました。
6歳からコンピュータに触れ、計算機工学の分野で大学・大学院と進学。スタンフォード大学の修士号を取得しました。

スタンフォード大学で、Googleを共同創業する事になるセルゲイ・ブリンと出会い、現在の検索エンジンの源流にあたる「ページランク技術」に関する論文を執筆
論文の内容を実現するために1998年にGoogleを設立しました。

創業後わずか2年で世界一の検索エンジンに

1990年代後半はIT革命の最中で、多くのIT企業が自社の開発した検索エンジンを世の中に提供していました。その中でもGoogleは乱立するサイトの中から、価値のある情報を掲載しているサイトを優先的に上位表示する「ページランク技術」を活用した質の高い検索エンジンを提供しました。

併せてアフィリエイトを活用し、広告を掲載しているWebサイトにお金が入る仕組みを作り上げ、現在のインターネット広告のビジネスモデルを確立しました。

これらの戦略がヒットし、創業からわずか2年後には世界で最も利用される検索エンジンに成長しました。この時、ペイジは28歳と世界で最も若いIT成功者として脚光を浴びました。

CEO退任とGoogleの飛躍

Googleがさらに成長するためには多額の資金が必要でした。そんな中で、出資者の中にはペイジの若さを不安視する声が上がり、出資のためにはペイジがCEOを退任することが条件として挙げられました。

ペイジはCEOの退任を決意。しかし、これがGoogleの飛躍のきっかけとなりました。

クラウド化とインターネット世界の制覇

ペイジは経営に携わっていた時間を新サービスの開発に注ぎ、インターネットにアクセスできればどこからでもメールの送受信ができる「Gmail」を開発。専用のメールソフトをインストールしたパソコンを持ち歩かなくても連絡が取り合えるようになりました。

また、画像検索機能やインターネットで場所を検索できるようにするGoogleアースやGoogleマップ。ユーザーが検索したいキーワードを思いつかなくても、よく似たキーワードを自動で表示するサジェスト機能など、次々と革新的なサービスを生み出していきました

これらの機能は無料で利用できることや、スマートフォンの普及で世界中のあらゆる場所からインターネット検索ができるようになったことからGoogleの利用者は爆発的に増加しました。

Googleは2019年時点で世界のインターネット検索シェアの89%を占め、名実共に世界一の検索エンジンを提供する企業に成長しました。

CEO復帰と再度の退任。そして次のステージへ

2010年に38歳になったペイジは、世界的大企業のCEOとしてふさわしい年齢に達したと出資者に認められ、CEOに復帰。Googleを順調に成長させてきましたが、2019年12月に共同創業者のブリンと共にGoogleを退任。退任後は公に一切姿を表さず現在ではカリブ海の島で生活しているといわれています。

しかし2020年時点でペイジは48歳。まだまだ新たなサービスを創り出すのに十分な若さです。彼の今後の動向には、大いに注目です。

Googleが大切にしている価値観と働き方

Googleが大切にしている価値観とワークスタイル

世界一のインターネット企業であるGoogleを生み出したラリー・ペイジ。彼の価値観や考え方はあまり公にされておらず、その多くが謎に包まれています。
しかし、彼が生み出し、育てあげたGoogleにはペイジの価値観が反映されていると言っても過言ではないでしょう。そこで、この章ではGoogleが大切にしている価値観やワークスタイルをご紹介していきます。

就業時間の20%を個人的なプロジェクトに使う

Googleでは、就業時間のうち20%の時間を個人的なプロジェクトに使うことが認められています。社員はこの20%を使って様々な挑戦に取り組みます。

「20%ルール」で提案されたアイデアはデータベースに蓄積され、新たなビジネスの可能性として保管されます。この挑戦を許容する姿勢が、Googleが大切にしている価値観です

失敗だと判断したサービスからは撤退する

Googleは、多くの挑戦と失敗を奨励しています。ペイジ自身も「アイデアに価値はない。アイデアを実行できてはじめて価値になる」と語っているようにアイデアを形にすることを大切にしています。

実際に、これまでもGoogleでは多くのサービスが生み出されましたが、失敗だと判断されたサービスからは素早く撤退しています。
失敗について、ペイジは「失敗しても構わないが、失敗するなら早くしろ」とも語っています。

こうしてGoogleは多くの挑戦と失敗を積み重ねた結果の上に、革新的なサービスを生み出しているのです。

目標をシェアしてチームで達成する「OKRシステム」

Googleは目標管理の方法として「OKRシステム」を導入して、チームとメンバーがそれぞれ目標達成に向けて仕事を進めていきます。

OKRシステムでは期限を定めた3つの目標と、それぞれに定量可能な3〜5つの成果を設定します。そして達成した成果をお互いに報告し合うことでチームメンバー同士がモチベーションを高め合っていきます

Googleは自由な社風がある会社として有名ですが、このように目標設定と達成に向けた工夫もしっかり行われています。

イノベーションを起こすために必要な事

イノベーションを起こすために必要なこと

ラリー・ペイジとGoogleは数多くのイノベーションを起こして世界のインターネットの姿を一変させました。次々をイノベーション起こすには、どんな要素が必要でしょうか。この章でご紹介していきます。

アイデアを形にしてみる

最も大切なことは、アイデアを形にしてみることです。
ペイジも「アイデアに価値はない。アイデアを実行できてはじめて価値になる」と語っていますが、イノベーションを起こすためには自分のアイデアを形にしないと始まりません。

特に革新的な概念や旧来型の組織が相手であれば、まず形にしなければ相手には理解できないと考えた方が良いでしょう。

このような考え方は「プロトタイピング(試作)」と呼ばれますが、思い立ったらまずは「形にしてみる」ことを意識しましょう。

小さな挑戦を繰り返す

イノベーションを起こすためには、これまでの常識や一般的な手法とは異なる考え方や手法を実現する必要があります。どんな方法がヒットするかは誰にも分からないので、まずは小さな挑戦を繰り返すことが大切です。

プロトタイピングを繰り返し、うまくいったポイントや失敗したポイントを分析して次の挑戦に活かします。これを繰り返すことで、大きな成功のきっかけを掴んでいきましょう。

遊び心を失わない

自由で挑戦を許容し、カジュアルな社風として知られています。
Googleの強みは会社が社員を信頼し、自立した社員が自由な社風の中で目標を達成しながら新たな挑戦に取り組み、新たな成功を生む成長のスパイラルを確立していることにあります。

同じような働き方を他の会社がすぐに取り入れるのは難しいでしょうが、自分の働き方を自分で変えることはできます。

遊んでいる時には「あんなこともしてみたい」「こうやったらどうだろう?」という心の余裕があります。どんな仕事でも遊び心を持って、新たな気づきを得るように心がけましょう

スミタイ向上委員長のまとめ

スミタイ向上委員長のまとめ

ラリー・ペイジは検索エンジン、クラウドサービス、画像検索、サジェスト機能など、日常生活で不可欠な多くのサービスを生み出しました。

彼はあまり公に姿を表さないため、他のIT成功者に比べると知名度は低いですが、特にインターネット分野においてペイジの残した功績は大きなものがあります。
彼の存在無くして今日の便利なインターネット環境は構築できなかったといっても過言ではありません。

このようなイノベーションを起こすためには、成功するまで何度も挑戦する強い気持ちと、「もっと良いサービスを生み出したい」という向上心、そして「こんな機能があったら良いな」という遊び心が必要です。

日本では遊び心という概念がビジネスに合わないと考えられがちですが、イノベーションを起こすためにもぜひ遊び心を持って仕事に取り組んでみてください。

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