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イチローに学ぶ「一流の目標設定術」

アイキャッチ
スミタイ向上委員長
スミタイ向上委員長
「目標を立てて頑張りたくても、なかなか達成できない…」
「イチローはどうやってあれだけの結果を出したのだろう?」
「イチローの目標設定について学んでみたい」

イチローはプロ野球史に名を残すような偉業を達成したスーパースターで、その活躍を知らない人は少ないでしょう。日米通算4367安打はギネスブックにも載っている前人未到の大記録で、その他にも数えきれないほどの記録を樹立してきました。

そんなイチローはアスリートとしての実績はもちろん、そのストイックな姿勢や高い目標達成能力を持つことから、アスリートだけでなくビジネスパーソンからも注目されている存在です。

今回は、そんなイチローの生い立ちや、彼が重視している目標設定術について紹介していきましょう。

この記事で紹介する内容は以下の3点です。

  • イチローの生い立ちとメジャー挑戦
  • メジャーリーグ最高の選手の一人として活躍
  • イチローの偉業を支えた目標設定術

イチローの「目標設定」の原点

イチローの生い立ちとメジャー挑戦

イチローは日本球界だけでなくメジャーリーグを代表するヒットメーカーとして知られています。まずは、イチローがプロ野球選手になるまで、そしてメジャーへの挑戦について紹介していきましょう。

バッティングセンターに通いつめた少年時代

イチロー(本名:鈴木一郎)は1973年に愛知県豊山町で誕生しました。2人兄弟の次男でしたが、祖父の名前から一文字取り「一郎」と名付けられ、3歳から野球を始めました。

小学生になると地元の野球少年団に所属し、エースで4番として活躍しました。小学3年生の頃から、町内にある「空港バッティングセンター」にほぼ毎日通いつめ、小学生が打つには早すぎる100キロの球を打ち続けていました

中学校の野球部でもエースとして活躍し、中学3年生のときには軟式野球の全国大会に出場し3位に入賞しました。イチローの高校進学にあたっては地元である愛知県の高校から数多くの誘いを受けましたが、最終的にはプロ野球選手を多数輩出している愛知工業大学名電高等学校(愛工大名電)に進学しました。

イチローは愛工大名電に進学すると、強豪校にもかかわらず1年からレギュラーを獲得。高校当時は投手として活躍していましたが、通学中の交通事故の影響でホームが崩れ野手に専念することになりました。

高校卒業後、オリックスブルーウェーブにドラフト4位指名で入団した後は、プロ1年目から1軍の試合に出場。プロ2年目に振り子打法を完成させると、3年目となる1994年からは登録名を「イチロー」に変更。4月末から一番打者として定着するとプロ野球新記録となる69試合連続出塁を記録し大ブレイクしました。

最終的に1994年のシーズンは日本プロ野球初となるシーズン200本安打を達成しました。高卒入団からわずか3年目で日本を代表する打者に成長すると、その後も数々の打撃記録を更新。日本プロ野球記録である通算7度の首位打者を獲得するなど、日本最高の打者として活躍しました。

そんなイチローは2000年にメジャーリーグ挑戦の意向を表明し、日本人野手初のメジャーリーガーとして海を渡ることになりました。

最高の選手の一人として活躍

メジャーリーグ最高の選手の一人として活躍

日本最高の打者として活躍していたイチローでしたが、世界最高峰と言われるメジャーリーグでどれだけ活躍できるかは、メジャーリーグの関係者だけでなく、日本のプロ野球ファンの間でも疑問視されていました。そんなイチローがメジャーリーグでどんな活躍をしてきたかを紹介していきましょう。

求人募集

開幕一年目から大活躍

2001年にシアトルマリナーズに入団したイチローは、開幕戦から一番ライトで出場するとヒットを放ち、その後もヒットを量産するなど鮮烈なデビューを飾りました。

夏のオールスターのファン投票で両リーグ通じて1位となる得票数で選出されると、その勢いのままにメジャー挑戦1年目からシーズン200本安打に到達。メジャーリーグの新人最多安打記録を更新するとともに、アジア人打者として初めて新人賞・首位打者・盗塁王・シーズンMVP・ゴールドクラブ上など数多くのタイトルを受賞しました。

メジャーリーグでも数々の記録を残す「レジェンド」に

デビュー時の勢いをそのままに、メジャー2年目以降もヒットを積み重ね、2004年にはシーズン262安打のメジャーリーグのシーズン最多安打記録を更新。2009年にはメジャー通算2000本安打を、2016年には3000本安打を達成。10年連続で打率3割・オールスター出場を果たすなど、メジャーリーグを代表するスター選手として活躍しました。

こうして数々の記録を塗り替えてきたイチローですが、2019年に45才で野手史上2番目の最年長出場記録を樹立すると、このシーズン限りで引退。日米通算4367安打はギネスブック認定され、世界最高の打者として築き上げてきた記録が燦然と輝いています。

イチローの目標設定術

イチローの偉業を支えた目標設定術

プロ野球の世界で大きな功績を残したイチローですが、どのようにして偉大な選手に成長していったのでしょうか。ここではイチローの偉業を支えた目標設定術について紹介していきます。

小学生の頃から「高い目標」と「日々の目標」を設定する

イチローの目標設定能力は、小学校の時から他の子供とは一線を画していました。イチローは小学校の6年生の作文で「ぼくの夢」と題した作文を書いており、その内容から高い目標設定能力がこの頃から備わっていたことを伺わせます。

作文は「僕の夢は一流のプロ野球選手になることです。そのためには中学高校と全国大会に出て活躍しなければなりません。活躍できるためには練習が必要です。(中略)小学3年生の時から練習し、今では、365日中360日は激しい練習をやっています。だから1週間の中で友達と遊ぶ時間は5〜6時間です。そんなに練習をやっているのだから、必ずプロ野球選手になれると思います」と、一流のプロ野球選手になるために中学・高校で必要な実績や、そのための日々の取り組みを設定し、目標に向けて努力を続けてきました。

実際に中学・高校とイチローは全国大会出場を果たし、小学校の時に設定した目標通りに一流のプロ野球選手として活躍しました。

10分間の素振りで自己肯定感を養う

高校時代のイチローは「部活以外の時に1日10分必ず素振りをする」と言う目標を設定していました。1日10分という時間は確かに長くありませんが、これを365日休むことなく続けるのは並大抵ではありませんでした。誰もができないことを続けることで、試合でも「毎日素振りを続けてきたから大丈夫だ」と冷静になり、結果を出し続けることができました

「頑張ればなんとか手がとどくところ」に目標を設定する

イチローはプロ入団当初から「高すぎる目標を掲げると達成できなかった時に挫折してしまう。それは目標設定のミスである。頑張れば何とか手が届くところに目標設定すればずっとあきらめないでいられる」と、課題な目標を掲げずに現実的に達成可能な目標を設定していました。そして、自分ができることをコツコツと積み重ねることを大切にしていました。

1994年にイチローが大ブレイクした時も、メディアはプロ野球選手の主要評価項目である打率ばかりを取り上げていました。しかし本人は、調子の波によって上下する打率ではなく、一つ一つ積み重ねることができる安打数を重視。結果的に日本プロ野球初の200本安打を達成しただけでなく、首位打者を7年連続で獲得することに繋がりました。

レベルが上がった環境でも「積み重ねる」ことを重視

イチローの「頑張れば何とか手が届くところに目標設定する」というスタンスはメジャーリーガーになっても変わらず、打率よりも安打数を積み重ねることを重視していました。

このイチローのスタンスを象徴するように、メジャーリーグのシーズン最多安打記録を更新した試合後のインタビューでは「小さなことを大きく積み重ねることが、とんでもないところに行くただひとつの道なんだと言うふうに感じています」と語っています。

このように、驚異的な成果を残した人物でも、大切にしているのは日々の努力であり、それを積み重ねる持続力こそが大きな成果を残すために大切だと語っています。

スミタイ向上委員長のまとめ

スミタイ向上委員長のまとめ

イチローはプロ野球通算安打数のギネス記録を持つ世界最高峰のアスリートです。そんなイチローは小さな頃から自分がやるべき目標を常に設定して練習に励んできました。スター選手として活躍している間もそれは変わらず「少し頑張れば手が届くところ」に目標を設定し、その目標を達成し続けることで実績を積み重ねてきました。

ビジネスパーソンの中には、高い目標を掲げ、ダイナミックにその目標を達成したいと考える方もいるでしょう。もちろん、最終的には大きな目標を達成することは大切ですが、目標を叶えるために日々取り組む小さな目標をきちんと設定し、目標達成に向けて努力していくことが大切です。

最後に、目標設定に関するイチローのメッセージをいくつかご紹介して今回の記事を終えたいと思います。

高い目標を成し遂げたいと思うなら、常に近い目標を持ちできればその次の目標も持っておくことです。それを省いて遠くに行こうとすれば、挫折感を味わうことになるでしょう。近くの目標を定めてこそギャップは少ないし、仮に届かなければ別のやり方でやろうと考えられる。高い所にいくには下から積み上げていかなければなりません

「結果が出ない時、どういう自分でいられるか。決して諦めない姿勢が、何かを生み出すきっかけをつくる」

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