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ビジネスパーソンの必読書「7つの習慣」のポイントを解説

アイキャッチ
スミタイ向上委員長
スミタイ向上委員長
「『7つの習慣』ってどんな本?」
「有名な本だけどなかなか読む時間が取れない」
「効率的に『7つの習慣』のポイントを知りたい」

「7つの習慣」はビジネス界で最も有名な書籍のひとつです。38ヶ国語で出版された「7つの習慣」は全世界で3,000万部、日本でも200万部を売り上げているベストセラーとして多くの経営者や一流のビジネスパーソンに愛読されています

そこで今回は、まだ「7つの習慣」を読んだことがない方向けに、どんな内容なのか。重要なポイントを抽出して解説していきましょう。

この記事で紹介する内容は以下の3点です。

  • 「7つの習慣」とは?
  • 「7つの習慣」の紹介
  • 「7つの習慣」を読んで成功するためのポイント

「7つの習慣」とは?

「7つの習慣」とは?

まずは、「7つの習慣」がどのような本かを紹介していきましょう。

ビジネスで不朽の名著として多くの経営者や一流ビジネスパーソンが愛読

「7つの習慣」はスティーブン・R・コヴィーが1989年に発行した「7つの習慣〜人格主義の回復〜」に記載されている習慣です。「7つの習慣」は自己啓発に関する世界的な名著であり、38ヶ国語に翻訳されて世界中で3,000万部・日本国内で200万部が売れており、多くの経営者やビジネスパーソンが愛読しています。

「7つの習慣」は「成功するためには何をしなければならないか」という問いに対する具体的な内容を記してある本であり、成功を求める人にとって必読ともいえる本です。

ただし当初の副題は「人格主義の回復」ではなく「成功には原則があった」でしたが、有名になるにつれ表面的なテクニックだけを取り入れる人が増えたことから、コヴィーが「人格を磨き続けなければ成功しない」という彼の主張を強調するために変更されました

「7つの習慣」の影響力

「7つの習慣」が多くの経営者やビジネスパーソンに愛読されていることは先ほど述べましたが、「7つの習慣」を読んでいない方でも「ミッションステートメント」「Win-Win」や「シナジー」といった言葉は耳にしたことがあるでしょう

これらは「7つの習慣」で提唱されていた概念であり、7つの習慣の要素が特にビジネス領域において大きな影響を与えていることが分かります。本来であれば「7つの習慣」をしっかり読み解くことがベストですが、まずは本記事で押さえておくべきポイントを解説しておきましょう。

「7つの習慣」の紹介

「7つの習慣」の紹介

続いて「7つの習慣」に記されているそれぞれの習慣を紹介していきましょう。

第1の習慣「主体的である」

コヴィーは、人間は感情を抑えて論理的に物事を選択できる生き物であり、その「選択の自由」こそが主体性であると説いています。自発的に率先して物事を選択できる一方で、これまでの選択の結果が今の自分を形成しており、その責任も引き受ける必要があるとしています

第2の習慣「終わりを思い描くことから始める」

命は有限であり、誰もがいつかは人生を終えます。コヴィーは自分の人生の最後をどうしたいかを思い描き、その理想に到達するためには今日、どんな行動をすべきかを考えるべきであると説いています。そのために有効なのが「ミッションステートメント」であり、自分の行動指針を定めることで理想を実現するための習慣を身につけることができると説いています

第3の習慣「最優先事項を優先する」

第2の習慣で設定したミッションステートメントを達成するために、自分を律するマネジメントが重要であると説いています。「自分にとって重要で、緊急度が低いこと」にどれだけ時間を費やせるか。そのために他者からの重要度の低い要請を断ることの必要性や「やらない」という選択をする事の重要性を説いています

第4の習慣「Win-Winを考える」

コヴィーは「人生とは協力の場である」と考えることの重要性を説いており、必ずお互いに利益が得られるような結果を出すように進めていくことを推奨しています。ここで有名な「Win-Win」の概念について解説しています

第5の習慣「まず理解に徹し、そして理解される」

Win-Winの関係を築くために必要な考え方として、まずは相手を理解することからスタートすべきとしています。そのためには「傾聴による共感」が重要であるとしており、傾聴のスキルを身につけるための4つの段階について解説しています。

第6の習慣「シナジーを創り出す」

コヴィーは「シナジーは人生の最も崇高な活動」であると記しています。シナジーとは、人と人が協力する時に2人分以上の結果を生み出すことです。このシナジーを生み出すために「信用残高」「Win-Winを考える姿勢」「まずは理解に徹する」ことが重要としており、また、シナジーを生み出すために求められる「自立」についても説いています。

第7の習慣「刃を研ぐ」

成功するためには、これまでの6つの習慣にプラスして「刃を研ぐ」ことが重要とされています。これは人間が持つ4つの側面を常に磨き続け、成功するための努力を継続することの必要性を説いています。

「7つの習慣」を読んで成功するためのポイント

「7つの習慣」を読んで成功するためのポイント

コヴィーが著書の中で繰り返し述べていますが、「7つの習慣」を読んだだけでは成功できません。成功するためには「7つの習慣」で学んだことを実践する必要があります。そこで、「7つの習慣」を読んで成功するためのポイントを紹介していきましょう。

まずは本を読み、自分なりに解釈して実行する

今回、「7つの習慣」に記されている習慣について解説しましたが、この記事だけで全ての内容が網羅できているわけではありません。実際に本を読んで、ミッションステートメントの作り方を学んだり、傾聴のテクニックを学んだりすることが重要です

そして、自分なりに内容について「こういうことかな?」「自分の仕事にはこう活かせるな」と解釈し、ミッションステートメントを作成して実行することが大切です。最初は慣れなくとも「習慣」と記されているとおり、習慣化するまで継続していきましょう。

キャリアの転機に振り返る

「7つの習慣」が多くの経営者やビジネスパーソンに受け入れられているのは継続の重要性を説いているからです。部署異動や昇進・昇格、転職などキャリアの転機にミッションステートメントや日々の行動についての振り返りを行い、今の時点でできている点やできてない点を見直し、改善していくことも重要です。

また、定期的に「7つの習慣」を読み直し、その場で新たな発見があればミッションステートメントの修正や日々の習慣を見直すことも重要です。

自分の立ち位置や視座が変わった時に「7つの習慣」を読み直すと、その度に気になる項目が変わっていくはずです。ぜひ、定期的に振り返りを行うことでより良いキャリアを歩んでいってください。

スミタイ向上委員長のまとめ

スミタイ向上委員長のまとめ

「7つの習慣」は世界中のビジネスパーソンに愛読されている名著であり、皆さんにぜひ読んでもらいたい本の一つです。「Win-Win」や「シナジー」といった言葉に目が向けられがちですが、私は特に「主体的である」と「刃を研ぐ」の項目をしっかりと読み解くことをおすすめします

そして、自分なりの行動目標を立てたら実際に行動しましょう。物事を習慣化させるためには21日間必要といわれています。まずは面倒でも苦しくても3週間は継続してください。そうすると、これ以降は「やらない自分」に違和感を抱くようになります。こうなると、成功するために望ましい習慣を自然に実行できるようになります。ぜひ、21日間を乗り越えて成功体質の自分を作り上げていきましょう!!

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